地球惑星物質科学専攻(5年一貫制博士課程)

本専攻では、世界最高レベルの先進的、かつ国際的な研究環境の下、物質科学として地球を含む太陽系惑星の起源・進化・ダイナミクスの解明をめざし、世界をリードできる次世代研究者の養成を5年一貫制博士課程として行っている。
教員一覧はこちら
分析地球惑星化学講座
 結晶化・マグマ・流体形成などに伴う元素の移動・分配・同位体分別などの素過程を、最先端の元素・同位体分析を用いて定量的に、かつ年代測定法を駆使して時間軸を入れた上で理解し、元素合成から太陽系の形成・進化などの自然界の現象を総合的に解釈する。加えて、生体科学・医学分野に関連するテーマについて物資科学的解釈を試みる。

オールフレッシュ型クリーンルーム

初期分析を行ったはやぶさ回収粒子

実験地球惑星物理学講座
 地球型惑星を構成する物質の相平衡の決定と、巨視的・微視的レベルにわたる物理的特徴づけを行なうとともに、地球内部に関する地震学的・地球化学的情報と結合して地球型惑星の動的構造を明らかにし、惑星の進化を解明していく。

六軸式高圧発生装置

1mmを越すMgSiO3ペロフスカイトの単結晶